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September 03, 2006

笑いのハイスクール・爆笑開校式

写真だけはこっそり上げておいたが、北千住のシアター1010に行ってきた。
「笑いのハイスクール・爆笑開校式」なるイベントに小沢さんが出演するという。
会場は駅前の丸井の11階にあるのだが、上りのエレベーターがやたらと待たせる。1階で待っているのに、地下に駐車場があるせいだろうが、ドアが開くとすでに満員だったりする。少し余裕をみて北千住にやってきたつもりなのに、そうやってエレベーターをやりすごしているうちに、開場時刻の2時を少し過ぎてしまった。全席自由というので、少し早めに来たほうがいいだろうと思っていたのだが。
11階に着いてみると、すでに会場の入口前には長蛇の列ができている。おいおい、そらみたことか。

しかし、この客は、この「笑いのハイスクール」の客なのか、それとも小沢さんの客なのか。年齢層が高いようだし、小沢さんの客かなとも思うが、今になって思うと、もしかするとシアター1010の客なのかもしれない。要するに、足立区はうまくやっているということだ。
劇場の中に入ると、思っていたよりかなりキャパシティが大きいのに驚く。いや、シアター1010のことはよく知らないが、今回のイベントの告知を見ていて、なんとなく、もっと小さなハコでやるような内容だと思い込んでいた。
開演。会場の後ろからピンク色の細身のスーツ姿の男など数名の男女があらわれ、客をいじりながら舞台に上がっていく。初めて見たが、びゅーちふるずというパフォーマンス集団で、足立区を中心に活動しているらしい。
彼らをひとことで言えば、会社組織のギミックを使ったコミックバンドということになるのかな。ピンクのスーツの男がボーカルで、通常のバンドの構成に加えて、ホーンセクションやダンサーもいて結構大所帯。例えば、もし米米クラブが全然売れなくてローカルでベタに活動していたら、こういう感じだったかと思わせる。が、音は結構聞かせるし、特に、向かって左側のメガネをかけたダンサーの踊りのキレがいい。彼らのような集団が23区にひと組くらいずついればいいと思う。
びゅーちふるずが引っ込んで、司会の奥山�疑�氏らが登場。こちらは小沢さんのことしか考えていなかったので、イベント全体のことなど頭になかったのだが、この「笑いのハイスクール」を仕切っているのは日本放送作家協会。奥山氏をはじめとして、いつもは裏方にいるはずの放送作家が、みずから企画、運営、出演するイベントなのだ。だから、全体に学芸会的な手作り感覚が漂っている。
で、この後に登場する芸人さんたちは、今回のイベントに携わっている放送作家諸氏が見出したり、応援したりしている人たちということになる。
まずは、漫才コンビ「からっぺたんず」。といっても誰も知らないが、要は立川志らく門下、立川こしらと志ららの二人組だ。こう書いても誰も知らないかな?
こしらさんの落語は、谷中カフェのCafe la cugoという小さな会で二、三度聞いたことがあるが、志ららさんを見るのは初めてだ。ともあれ、こしらさんが一定以上なのは分かっている。こしらさんは着物姿、一方の志ららさんは普通のカジュアルな格好で舞台に登場。さあ、どんなことを仕掛けてくるのか。
結論からいうと、さすがに期待は外さなかった。必ずしも上手くかみ合っているとはいえないけれど・・・、いや、これは、あえて二人をかみ合わせない演出なのだ。ネタは、朝の5時に渋谷で待ち合わせて海に向かうカップルのスケッチ。こしらさんが登場人物の一人何役をこなし、志ららさんはツッコミに特化する。よくあるスタイルのコントが演劇からのアプローチだとしたら、この二人が試みているのは落語からのアプローチだ。あるいはコントの構造を一回ばらして組み立て直したというか。それでいて、取るべき笑いはきちんと取っていく。もう少しこのスタイルを重ねていけば、さらによくなるのではと思わせる。が、本業でないのにあまり期待するのは酷か。
あーっと、小沢さんの話が全然出てこないけど、この続きは、また明日のこころだあ〜。

投稿者 hiraking : 12:29 PM | コメント (0)

July 16, 2006

銀座から

小沢昭一来る!詳報待て!!
投稿者 yhiraki : 01:43 PM | コメント (0)

April 25, 2006

マンドラゴラの降る沼から

土曜の日経の夕刊を読んでいたら、最終面の文化欄に、天王洲のアートスフィアが3月で閉館したという記事が出ていた。
そうかそうかそうだったのか。しばらく天王洲に行っていなかったから知らなかった。
というか、ぼくが天王洲に足を運ぶのは、もっぱら毎年春のシティボーイズライブを見に行くときくらいだったのだけど。
それも、去年は結局行かなかった。閉館するっていうんだったら行っとけばよかったか。
そうかそうか、そういうこともあって、今年のシティボーイズライブは、池上本門寺なんていうところでやることになったのか。

最初、公演のDMを見て、なんであんなところでやるんだろうと思っていた。
東京に出てきて10何年も経つが、あのへん、全然土地鑑がない。
地図を見ると、池上本門寺に行くには、蒲田駅から歩くのはキツイのか・・・。やはり池上線に乗り換えて、池上で降りるのか。
話は飛ぶが、蒲田、池上とくると、小沢昭一さんである。
小沢さんは戦前の蒲田で少年時代を過ごした。小沢さんの実家である小沢写真館は蒲田駅から程近くにあった。
随筆だったか「昭一的こころ」の文庫本で読んだか忘れたけど、池上本門寺もまた、小沢昭一少年の遊び場だったという。去年、Webで小沢さんのことを検索していて、偶然、6月に小沢さんが本門寺でお話会をやるという情報を見つけた。行きたかったけど、平日の夕方だったので断念した。
さて、小沢さんといえば、ご存知「小沢昭一の小沢昭一的こころ」だけど、シティボーイズの大竹さんもラジオ番組をやっているらしい。
文化放送の「大竹まこと 少年ラジオ」。
が、その番組、ぼくは一回も聞いたことがない。
だいたい、この部屋はAMが全然入らなくてね。AMラジオを聞こうと思うと、ポケットラジオを外に持ち出すか。ま、そこまでして聞こうということもないしね。
某掲示板から得た情報によると、ちょうど先週の土曜日、なんとその「少年ラジオ」に、小沢昭一さんがゲスト出演していたらしい。
私的には結構すごい組み合わせだ。なにしろ、私の新旧大好物が一同に会するわけだから。なんだか、どっちが新でどっちが旧だか、よくわからないけど。
ま、それでも聞き逃してしまった。正直、忘れてました。起きてたんだから、聞いててもよかったんだが・・・。

前置きが長くなった。その池上本門寺に、シティボーイズミックスPRESENTS「マンドラゴラの降る沼」を見に行ってきた。
これも結論から先に言うと、かなりよかった。
何より、構成がよくできていると思った。
このへんの話、あんまり詳しく書くと、もしかしてこれから始まる名古屋や大阪の公演を見る予定の人たちが、何かの間違いでこの文章を読まないとも限らないですから、詳しく書くのはやめましょうかね。まあ、そんな人はいないですか。もしいたら即刻画面を閉じるように。
毎回シティボーイズライブは、いくつかのコントのオムニバス形式で時間をつないでいくけれど、必ずしもそれぞれのコントがまったく無関係ということはなく、何かしら、公演全体に流れるテーマというか、シチュエーションが設定されていることが多い。
今回の場合、崖の上からものすごい勢いで足を踏み外してしまったハイカーたちのシチュエーションがひとつ。
さらに、もうひとつある。9年前に起こったという一家殺人事件に関するシチュエーションもそうだろう。
この一家殺人事件のシチュエーションには、ある劇中劇が含まれているのだけど、と言っても、最初のコントでは、その存在について語られるだけの、いわば不在の劇中劇だ。その劇中劇が、忘れていた頃に不意に現前する。ここでそう来るか。
また、崖を踏み外したハイカーたち。最後の一瞬の中の永遠、という状況それ自体もいいのだけど、その状況をうまく使って、最後の最後に、その日のコントが次々とフラッシュバックする。これには唸った。
同時に、これは銀粉蝶という人の存在が大きい。それぞれのコントの中では、クセのある脇役というくらいの感じだったのに、結果的に、この人が、バラバラな個々のコントを、ひとつに繋ぎとめることになる。例えるなら・・・「家政婦は見た!」の市原悦子みたいなものかな(違うかな)。 
また、この人は芝居がうまいなあと思う。いとうさんには悪いけど、最初のほうの殺人事件の聞き込みの場面で、夫婦役で二人が絡んだとき、正直そう思った。これに対して、斉木さんなどは、銀粉蝶さんの前では、あえてわざとヘタに芝居をしているように見える(多分そうなのだろう)。
改めてスタッフのクレジットを見ると、演出:細川徹、構成:いとうせいこう、となっている。こうした全体の構成は、やっぱりいとうさんが主に考えたのかな。
そういえば、いとうさんはシティボーイズライブに6年ぶりの参加だって。そんなになるのか。かなり驚き。
なんだか構成のことばかり書いてしまったけど、個々のコントやギャグもよかった。その両者がうまくあいまって、いわば「パスタにソースがよくからまっている」みたいな状態といえばよいか。
結論。今回の公演、私的にはかなり満足度が高かった。会場が駅から遠いとか階段がキツイとかは言うまい。パンフレットの1,800円は高いとかも言うまい。言ってしまってるけど。

池上本門寺公式サイト
http://www.honmonji.or.jp

大竹まこと 少年ラジオ
http://www.joqr.co.jp/shounen/

マンドラゴラの降る沼
http://www.honmonji.or.jp/05topic/05event/mandoragoras/
mandoragoras.html

投稿者 hiraking : 01:02 AM | コメント (0)

March 12, 2006

美食同源、か。

eat_art.jpg

横浜のBankARTに「食と現代美術 Part2」という展示を見に行ってきた。
サブタイトルで「美食同源」なんてシャレてもいる。
そもそもぼくは、食べることも飲むことも大好きだが、食べることや飲むことについて書かれた文章を読むのも大好きである。
では、食べることや飲むことについて描かれた美術作品を見ることについてはどうか。
ま、あんまり考えたこともなかったけれど・・・。

BankArt1929の地下の、誰もいない展示室で、「絵画に現れる食のイコン」という映像をぼんやりと見ていると、そうか、この作品も、あの作品も、食というキーワードで引っ張ってこられるのか、という新鮮な思いがあった。
今回の一連の展示の中で、あの映像がぼくにとっては一番示唆的だった。批評的といおうか・・・。
何かを飲み食いして美味しい、というのと、何かを見て美しい、というのとは、確かに共通するものがあるのだろう。感覚的な部分と思弁的な部分とを行ったり来たりしながら、ひとつの感興、ひとつの記憶に結びついていくような、そういうプロセスがあるのではないかと思う。
一方で、食べることや飲むことについて書いた文章を読んで面白い、というのは、また少し違う話のようにも思う。地下の展示室で感じたものは、どちらかというとこっちの面白さに近いようにも思う。
それ以外の、今回の展示のために制作された作品の多くは、どういえばいいのだろう、あえて「食と現代美術」というテーマでくくるほどの「食」に対する切実さを、正直なところあまり感じなかった。
(とはいえ、BankArt Studio NYKの折元立身氏のインスタレーションは、とにかくこれだけ大量のパンを見たことなんてなかったし、もう少しぼくの頭がさえていれば、そこに何かの強烈なオブセッションを感じることもできたのかもしれない。鬼頭健吾氏のインスタレーションの前では、酒瓶からパイプを通って循環する色水の動きを見ながら、ぼんやりと立ち尽くしてしまった。そもそもぼくは、こういう作品が好きなのだ。また、BankArt1929の1階ホールのbook pick orchestraの企画は、「食について書かれた本」を使って、ひとひねりしてあって、ちょっと面白かった)
むしろ、これまで「食」というテーマでくくられていなかったものを、あえて「食」にくくりつける行為のほうに、ある種の壮快さを感じた。
それを逆転させれば、これまで「美術」にくくられていなかった「食」を、強引に「美術」にくくりつけてしまうということになるのだろうか。
実際に、今回の展示でも、横浜の実在の飲食店がBankArt1929の1階ホールに出展していて、ぼくも会場内でシンハーを飲みながらグリーンカレーやパッタイを食べたり、泡盛を一杯やったりした。また、「横濱芸術のれん街」と題して、市内の飲食店の店内に作品を展示するコラボレーションの企画もあり、こちらのほうはあまり見られなかったけど、野毛の「三陽」の中の風船とパンツのインスタレーションは見た。
まあでも、そうした、言葉は悪いけど、ある意味では中途半端な企画よりも、例えば三陽などは、店の存在自体が強烈な力を放っている。
だから、そのような「異形」の「食」を切り出して、そのまま「美術」として提示する、という方法のほうが、ストレートな力強さを感じることができるのでは、とも思う。
その点では、BankArt1929に展示されていた林のり子さんの仕事は興味深かった。
また、増山麗奈氏の自分の母乳を使ったパフォーマンス。ぼくは残念ながらその実演を見ていないので、それ自体についてどうこう言えないのだけど、母乳を使ったお菓子と聞くと、どうしても「探偵!ナイトスクープ」の名企画「母乳でケーキ」を思い出してしまう。
ていうか、ナイトスクープでの林繁和先生の一連の企画は、あれはもう現代美術ですよ。ABCのサイトには掲載されていないけど、女の子が自分の等身大のバレンタインチョコレートを作ってほしいという依頼もあったなあ。あれなんか、ちょっとジョージ・シーガルじゃん。
話はそれたけど、「食と現代美術」というなら、ぼくは、生々しい「食」の現場にもっと立ち会いたい。だから、BankArt1929を出て、野毛町に入り、立ち飲みで辛いソースのフライを食べ、理容室を改造したバーで一杯やり、ラスカルズの流れるおでん屋で焼酎を飲んだ後、「三陽」でネギトリを食べた。

さて、食と現代美術について考えていて・・・。
本当は、美術と食の話をするのなら、美術と性の話だってしなければいけないとも思う。
「食」を「性」と読みかえて、「絵画に現れる性のイコン」なんて企画をしたら、いくらでも作品が挙げられることだろう。
とはいえ、どうしても、セックスの話は恥かしいのだが、だったらどうして食の話は恥かしくないのか。いや、もともと恥かしい話だったのが、飲み食いについての情報がアホほど流通するようになって、そのへんの感覚がすっかり麻痺してしまったのか。まあよくわからないが、芸術とセックスは、その深いところで通底しているはずのものだ。
芸術と芸能との重なりあい、そして芸能とセックスの不即不離なこと、実は、小沢昭一さんの本から多くの示唆を受けたし、まだまだ知るべきことが多い(だから要するに、ぼくにとって、思いが至ったのは、しょせんここ1年くらいの話だ)。
このへんは、ぼくが多言を費やすより、小沢さんの「私は河原乞食・考」や「私のための芸能野史」を手に取っていただければ・・・と思う。
ぼくも、今夜もう一回読みかえそう。

BankART 1929
http://www.bankart1929.com

探偵!ナイトスクープ(朝日放送)
http://www.asahi.co.jp/knight-scoop/

投稿者 hiraking : 06:50 PM | コメント (0)

October 22, 2005

小沢さんの花

こんなになっちゃった
投稿者 yhiraki : 06:29 PM | コメント (0)

October 09, 2005

阿佐ヶ谷から

小沢さーん!
投稿者 yhiraki : 04:59 PM | コメント (0)

September 17, 2005

小沢昭一村長

小沢さァーん、それでは、また今度でェす!
投稿者 yhiraki : 04:18 PM | コメント (0)

村長室から

聞きなれた声が、と思ったら、室内には小沢昭一的こころ「村長就任記念・明治村案内について考える」の週の放送がエンドレスで流れていてカンゲキ!のこころだァー!
投稿者 yhiraki : 03:18 PM | コメント (0)

ついに、明治村から

前略、お元気ですか。今、明治村に来ています。
投稿者 yhiraki : 01:36 PM | コメント (0)

June 24, 2005

新宿・末廣亭前から

ついに来た
投稿者 yhiraki : 06:14 PM | コメント (0)